治療前に歯型の模型を作り検査をすることがあります

歯型の模型が必要な理由

歯科治療を行う時、歯を削ったり抜いたりしたら、全く同じ歯は戻りません。治療を行う時には、十分に検査をして治療後の予測を立ててから治療を開始する事が重要です。

例えば

  • 上下の咬み合わせが気になる。上手く咬めない
  • 前歯の形が気になる
  • 入れ歯が合わない

他にも、多くの歯の治療が必要と判断した時にひのまる歯科では、治療を開始する前に歯型の模型を作り検査をすることがあります。

これは、咬み合わせ、歯の形(見た目)、歯茎の状態、歯並び等を確認するためです。患者さんのお口の中を診る時は、正面からしか見えません。歯型の模型を作ることで、横からも後ろからも歯の状態を確認出来ます。また、上下の歯を咬み合わせた時の奥歯の位置関係などは、模型が無ければ直接見ることができません。

また、模型があることで治療後の状態。最終的な被せ物や入れ歯の形を確認したり、場合によってはそれらが適切に使用できるだけのスペースがあるのか等も確認します。

歯型を採った時に、すぐに結果がわかるものではありません。歯型をとって、模型に起こして模型上で診断して、また患者さんが来院された時に検査の結果をお伝えします。ちょっと一手間かかりますが、とっても大事な検査です。

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