歯周病と詰め物・被せ物

歯周病と詰め物・被せ物

歯周病は、歯の周りの歯茎や骨の病気。詰め物・被せ物は虫歯等によって歯の形が失われてしまった時に、歯の形を元に戻す治療。

基本的には、別のことですが、お口の中ではどちらも治療が必要な場合があります。そのような場合、治療には順番があります。
まず第一に虫歯で痛い・凍みる・食べ物が詰まる、咬めない等の困った事があれば、まず応急処置として虫歯を取り切り、仮の詰め物・被せ物をして困った事が解決したかを確認します。

仮の詰め物や被せ物は、後に最終的な詰め物・被せ物に代えるのですが、その前に歯茎の治療(歯周病の治療)を行います。なぜなら、詰め物・被せ物の治療を行う時に、歯茎が引き締まり出血が止まり、歯が揺れずにしっかりと咬む力を支えられるようになり、歯の周りが綺麗に歯みがき出来るようになっている事が重要だからです。歯茎が腫れて出血があると、詰め物をする時に血液が混じってしまい精度が落ちます。接着剤もしっかりと付きません。また、力を加えると歯が揺れてしまう様な状態であれば、歯型を採ったり咬み合わせを採る時に、動いてしまい適切な詰め物や被せ物が作れません。

そして、何よりも健康な歯茎、歯の状態を保てるよう十分な歯みがきが出来ることを確認してから最終的な詰め物・被せ物をする事は病気の再発防止のためにも大切です。
質の高い治療を受けて、お口の健康を手に入れましょう。

TOPへ戻る
tel.03-5809-0707tel.03-5809-0707