小さな虫歯について

小さな虫歯について

 

虫歯は歯の表面から発症します。虫歯は歯の表面から発症します。
虫歯が出来初めた時、歯の表面は白っぽくなります(初期エナメル質齲蝕:白斑といいます)。

この歯の表面だけ(エナメル質)が虫歯の場合、進行するか、停止するか回復するかのいずれかになります。

一般的に、白斑が進行すると、エナメル質の表面の結晶構造が壊れます。

やがて穴が空きます。虫歯で穴が空いてしまったら、自然に穴が埋まることはありません。

虫歯の穴は、時間の経過と共に、大きく深くなります。やがて、歯の形を失い咬みにくくなったり、見た目が悪くなります。

さらには、痛みも出てきます。ここまで症状が出てしまう程に虫歯が進行すると、治療するには相当の時間と手間と費用がかかります。エナメル質の表面がまだ壊れていない、初期の段階で虫歯の進行を食い止めることは。歯を最大限に守るために非常に大切なことです。一般的にこのような歯の表面の白斑だけの場合、もしくはごく浅い小さな虫歯の場合は、フッ素(フッ化物)を塗る方法が良いと考えています。

*お口の中の状態や見た目に対する希望、患者さんの生活環境などにより治療の計画が変わることがあります。

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