虫歯治療の基準
虫歯と診断する基準や
虫歯治療の基準について
詳しくご説明します。
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虫歯治療の基準について
歯医者さんによって、『虫歯』と診断する基準や、歯を削る基準が違うの?
自分の歯を長く使いたい、綺麗な自分の歯を長く保ちたい。皆さん、そのような思いを持っているのは同じです。そして、歯科医師および歯科医療従事者も同じ思いを持っています。
しかし、あっちの歯医者さんはすぐに削る。こっちの歯医者さんは削らない。と噂であったり、口コミであったり気になるところだと思います。
まず、『虫歯』と診断する基準は基本的にどの先生も同じだと思います。しかし歯医者さんによって、治療をする(歯を削る)か否かの基準は異なります。さらに、国によっても治療の判断基準が大きく異なる事が解っています。(う蝕治療ガイドライン 第二版 日本歯科保存学会 参照)
ややこしいので詳しく説明をします。ひのまる歯科では、患者さんそれぞれに対して、治療開始の基準が違います。また、同じ患者さんでも、時期によって治療をするかどうか変わります。
「ええ~?何それ?基準が一貫していないのって困る!!先生の気分で変えているの?」
と思われるかもしれませんが、個々の患者さん、個々の歯によって対応は違ってきます。
ひのまる歯科では、患者さんごとに同じ大きさの虫歯と診断しても、治療(歯を削る)するか否かの基準を変えています。
例を2つ、挙げてみます。
・その1
今まで1度も虫歯の治療をしたことが無く、痛みや冷たい物が凍みる症状がないが1本だけ、象牙質まで進んだ小さな虫歯がレントゲン検査で見つかった患者さん
十分な検査の後に予防の計画を立てて少なくとも半年は経過を観察します。半年後に虫歯の大きさが変わらなければそのまま注意深く観察を続けます。2年後も3年後も同じであれば、「削らなくて良かったですね。」ということになります。
・その2
今まで、年齢の割には治療した歯の本数が多い。食事の回数・間食の回数が多い等の虫歯になりやすい生活を変えるのが難しい。以前の検診時にはなかったが、半年間で<その1>くらいの虫歯になっていた患者さん
この場合は、今後も虫歯が進行することが予測できます。削って詰めることになるでしょう。
このように患者さんごとによって、治療の基準は変わります。だから、ひのまる歯科では詳しい検査をしたり普段の生活について詳しくお話を聞いているのです。
同じ患者さんでも治療の基準を変える場合については必ず説明をします。
実際に私が治療と予防の方針を変えた症例を紹介します。
ひのまる歯科にて継続的に予防処置を行い、削るか否かギリギリの判断となる虫歯の進行を止めている患者さんがいらっしゃいました。
突然、仕事の都合で少なくとも3年間は海外に住むことになりました。しかも、あまり衛生環境がよくなく適切な処置を受けられる保証がない国です。仕事の都合で頻繁に帰国するのも難しい。
それまで経過観察としていましたが、方針転換し積極的に治療することにしました。虫歯は、しっかりと削って詰めました。また、「海外で腫れたりしたら困る」というご本人の希望により、今まで腫れたり痛みが出たことはありませんでしたが、親知らずも抜きました。
このように、同じ患者さんでも治療の基準は変わります。ひのまる歯科の治療方針はかなり控えめな方だと思います。虫歯を削った方が良いか否かを悩んだら、進行するか否かを確認するために半年位待つこともあります。お口の健康を保ち、快適に生活を送れるよう、ひのまる歯科では、お口の中の状態をよく診て、普段の生活を含め患者さんの希望をよく聞いているのです。
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