Magnusson I, Lindhe J, Yoneyama T, Liljenberg B. 1984
歯の周りや歯茎の深いところにある歯石やプラークを徹底して除去した後に
プラークコントロール(歯磨き)を徹底した場合と、行わなかった場合の違いについての研究結果です
歯の周りや歯茎の深いところにある歯石やプラークを徹底して除去し、その後も良好なプラークコントロール(適切な歯磨き)の維持によって歯周病に関する検査結果は劇的に改善する。
運動性細菌(歯周組織に悪さをする代表的な菌)も大きく減少した。
ただし、歯磨きが不十分で歯茎の上のプラーク(汚れ)が存在すると運動性細菌はすぐに再定着し8mm以上のポケットは十分な減少がなかった。
適切な治療と十分な歯磨きで歯茎の状態は劇的に改善させることが可能です。
しかし、頑張って歯石除去のために通院しても
歯磨きが不十分だと、治療の効果が表れにくかったり、改善してもまた悪い状態に戻ってしまいます。