徹底したプラークコントロール(歯磨き)にて重度歯周炎は「治癒」に導けるか?
Lindhe J and Nyman S. 1975年
歯周治療終了後5年目までを追った研究で、プラークフリーを維持できる75名の重度歯周炎患者(50%かそれ以上のアタッチメントロスを有する)が被検者として選ばれた。
適切な治療後3~6か月ごとにリコールを行った。
患者の協力が得られ、プラークフリーの口腔内が維持されれば、重度歯周炎であっても治療可能である。
綿密なプラークコントロールによって更なる歯周組織の破壊を予防できる。
歯を支える骨が半分かそれ以上失ってしまっても、
適切な治療と毎日の歯磨き、そしてメンテナンスを徹底すれば
歯を維持することが出来ます。