歯茎の深いところの歯石を除去することは、歯周病の治療に重要です。
しかし、歯茎の深いところの歯石は直接目で見ることが出来ません。
狭い歯周ポケットの中で、湾曲したり凸凹したり捻じれたりしている
歯の根っこの表面についている歯石を除去するのは、現実的にどこまで可能なのかを
調べた研究です。
1981年 Stambaugh
歯茎の中の深さ4mm未満であれば、十分に歯石を取り除くことが出来たが
4mmを超える部位では、歯の周りの汚れや歯石を取り除くことは出来ませんでした。
ひのまる歯科でも
歯周ポケットの深さ4mm未満の歯石は、直接目で見えなくても徹底的に除去することを
前提に治療の計画を立てますが、4mmを超えるポケット内の歯石は可能な限り取れるようにしますが
取り残してしまう場合も予測して治療の計画を考えています。