奥歯に食べ物が挟まりやすいと、歯周病は進行するの?
答 『進行します』
Jernberg G, Bakdash M: Relationship between proximal tooth open contacts
and periodontal disease. J Periodontol 54:529-533, 1983.
奥歯でフロスがスカスカ通るような場所で、食べ物が挟まる場合は歯周病が進行しやすいです。
不適切な詰め物や被せ物の形が原因なら再治療をすること。
歯の位置、歯並びが原因なら矯正治療が歯周病治療の一環として行うことになります。
歯の隙間が空いている(オープンコンタクト)歯で、プロービング深さ(0.27mm)アタッチメントロス(歯を支える骨の喪失)0.48mmの有意な増加が認められた。
また、歯の隙間が空いている歯は、食べ物が挟まる・咬み合わせが不適切な状態が有意に多く観察されました。