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2020.04.27

歯磨きと歯茎の腫れ(歯肉炎)との関係について

「歯を守るために歯磨きは大切」

「毎日歯を磨きましょう」

どなたでも、この様な言葉を聞いたことがあるかと思います。

今回は、歯磨きと歯茎の腫れ(歯肉炎)についての文献です。

 

1965年の文献です。

この50年以上前の実験の結果から

歯茎を健康に保つために歯磨きが大切。

プラーク(歯の周り汚れ)を歯ブラシで取りましょう。

ということが強く言われるようになりました。

 

実験は、十分に歯磨きが行える12名(平均年齢23歳)の歯茎の状態と歯茎の周りの菌の種類について

・実験前

・歯磨きを停止させた後

・歯磨きを再開させた後

について調べました。

早ければ、歯磨きを停止して10日以内に歯肉炎を発症し、

ほとんどは15~21日で歯肉炎を発症しました。

その後、歯磨きを再開したらおよそ1週間で歯肉炎は治りました。

 

菌の種類は

歯磨きを停止すると、糸状性菌、ビブリオ、スピロヘータ増え始め

歯磨きの再開とともにこれらの菌は現状しました。

 

適切な歯磨きを行わないと、歯肉炎が発症し

適切な歯磨きによって歯肉炎は1週間ほど改善します。

 

このような実験の結果から

「歯を磨きましょう」

と我々歯科医療従事者は言い続けています。

詳しい解説は以下の動画でも解説されております。

 

お口の健康を守るには

正しい知識と習慣が最も重要です。

適切な歯磨きを行いましょう。

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