怖いと感じるもののない部屋で、お子さんに治療について理解してもらってから、
治療に入ります
お子さんの治療をする際にも、大人の方の場合と同様に、まず始めにお話をお聞きします。
その際に気をつけていることは、削る器具や尖っている器具など恐怖心を与えてしまうもののない部屋でお話をするということです。
そして、普段の食事やおやつの量や頻度などをお聞きし、普段の食生活を見直すためのアドバイスを行います。
「これをするな。」「あれを食べるな。」というようにお話するのではなく、再発防止策を一緒に考えるためのご提案のようなイメージです。
お子さんにお話するときには、「元気でかっこいいお口になりたい?」「かわいいお口にしたい?」などと質問し「そうなりたい!」「そうしたい!」と答えてもらったら、「じゃあ、そのためにはお口を開けてもらって治療をするけど良い?」というような流れで会話をしていきます。
そのようにお話をしていれば、トラブルが起きることはほとんどありません。
また、お子さん自身も治療に対して理解ができるため恐怖心が消え、落ち着いて治療を受けることができます。
もしそれでも治療に対して乗り気ではない場合には、治療はせずにお話だけで終える場合もあります。