Wise MD: Occlusion and restorative dentistry for the general practitioner. Part 4–The clinical significance of the examination findings. Br Dent J. 1982 Apr 6;152(7):235-41.
Wise MD: Occlusion and restorative dentistry for the general practitioner. Part 10–Questions, answers and bibliography. Br Dent J. 1982 Jul 6;153(1):13-22.
『詰め物や被せ物をして、綺麗に咬み合わせを合わせたはずなのに
受付でお会計を待っている間に、歯の当たり方が変わって咬み合わせが違う気がする。
先生にオカシイと伝えても、そのうち慣れると言われた。』
『型取りをして、いよいよ被せ物をつけようとしたら、調整を何度もしていて
被せ物に穴が空いてしまったから、再度削って作りなおしになった。』
こんな経験をされたことがあるかもしれません。
それらの現象がなぜ起きるのか、
顎の関節の位置と咬み合わせについて書かれた論文です。
チョッと古いので、
現在では『それはあんまり関係ないんじゃないの?』と考えられている
こともありますが、
一般開業歯科医師が知っていると、患者さんも先生も周りのスタッフも
楽に治療が行えるとっても大切な論文です。
私は、この論文を始めて読んだ時に
今まで悩んでいたのはこういう事だったのか!!
大学でも教えてくれないし、何でみんな知らないの!!
と衝撃を受けたのをよく覚えています。