レントゲン写真にて歯石の検出が行えるのかを調べた研究です。
1987年 Buchanan SA
レントゲン写真にて歯石が観察されたら91.8%の確率で実際にあった
レントゲン写真にて歯石が観察されなかったら46.3%の確率で実際に無かった
このことから、レントゲン写真にて歯石が写っていたら
ほぼ確実に『ある』と考えて良く
写っていなくても『無いとは限らない』と考えます。
そのため、歯茎の深いところにある歯石除去を行った後にはレントゲン写真撮影を行います。
歯石の残存が認められたら、再度歯石除去を行うか
別の治療方法(フラップ手術)にて歯石除去を行うかを考えて決めます。